あんたがたどこさ?
このブログにきてくれた方はこの歌ご存知でしょうか?
あんたがたとこさ
肥後さ 肥後どこさ 熊本さ
熊本どこさ 船場さ
船場山には狸がおってさ
それを猟師が鉄砲で撃ってさ
煮てさ 焼いてさ 食ってさ
それを木の葉で ちょいと おっかぶせ(かぶせが本当のようですね)
子供の頃、耳で覚えてボールをつきながら歌っていた歌。
意味なんか考えたこともなかったけど、最近子供が覚えたらしくよく歌っています。
鉄砲で撃つとか、煮て焼いてなんて、今の時代教育上どうなの?と思うような内容ですが(笑)
「船場山って何?」
とか
「食ってって何?」
とか質問されます。
私はこの歌の意味を分からずボールをついていたし何の疑問も持たなかったので、我が子ながら正直感心しました。
肥後→「熊本さ」と言っている通り熊本
船場山→熊本城の堀の上にある土塁のことらしい
なるほど~。
しかし、調べてみるとこんな説が。
『あんたがたどこさ』の「せんば(船場)」とは、熊本の船場地区ではなく、埼玉県川越市の仙波山を指しているのではないのか?こんな有力説が存在する。
江戸時代後期の幕末に、薩長連合軍が倒幕運動のために川越の仙波山に進行していたときのこと。付近の子供たちがどこからきたのか尋ねる様子が歌詞に描かれているという。
川越市には「仙波山」があり、仙波山には徳川家康公を祀った仙波東照宮(せんばとうしょうぐう)が存在する。徳川家康は「狸」の俗称で知られている。
こう考えると、「船場山には狸がおってさ」の部分は「仙波山」と歌詞を書き変えても話の筋が通ることになる。ややこじつけ気味だが、説得力のある面白い解釈だ。
なんと子供に説明したら良いものか。。。家康って”偉い人”でいいのかな・・・?
勉強になりました。